- 2023/05/18 掲載
IMF、ガーナ融資30億ドル承認 債務再編完了への枠組みと説明
IMFは声明で、ガーナが当面の政策・資金調達課題を克服することを目的とした「拡大クレジット・ファシリティー」融資を成功させるためには、対外債権者との債務再編合意を適時確保することが不可欠と指摘。また、この新規融資は開発パートナーからの追加外部資金を動員するのを後押しし、同国の債務再編完了に向けた枠組みを提供するものとしている。
ガーナは新型コロナウイルス流行とロシアのウクライナ侵攻が財政への追い打ちとなり、債務見直しを余儀なくされている。
コロナ禍にデフォルト(債務不履行)に陥った最初のアフリカの国であるザンビアは、2022年9月にIMF融資を確保したものの、債権者と債務再編条件合意に達していない。
アナリストは、ガーナ債務に占める中国の割合が小さいため、ガーナの手続きはより円滑に進むと予想。中国はザンビアにとって最大の二国間債権国で、同国の債務再編を遅らせていると非難されているが、こうした見方を否定している。
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