- 2023/05/18 掲載
午後3時のドルは137円半ばで一進一退、一時2週間ぶり高値
この日のドルは137円前半から後半を行き来する展開。アジア市場の取引で米10年債利回りが半月ぶり高水準となる3.5%半ばから後半を上下したのにあわせ、ドル/円も売買が交錯した。
やや目立ったのは豪ドルの動き。4月就業者数が事前予想の前月比2万5000人増に対し、4300人の減少と予想外の結果となったことで、91円後半から前半へ急落した。
豪では失業率も、50年ぶり低水準となった前月の3.5%から3.7%へ上昇。事前予想は横ばいだった。「中銀の急速な引き締めが雇用市場の減速となって表れ始めた」(外銀)として、来月の利上げ見送りを予想する声が上がっていた。
もっとも、主要通貨は引き続き、総じて横ばい。「ドル/円の材料は乏しい。クロス円の通貨バランスで(ドル/円は)振れやすくなっている」(りそな銀行の総合資金部市場トレーディング室、田中春菜氏)という。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 137.50/52 1.0828/32 148.91/95
午前9時現在 137.59/61 1.0836/40 149.11/15
NY午後5時 137.67/70 1.0839/42 149.22/26
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