米ファースト銀、１０００人削減＝救済買収のＪＰモルガン―報道

【ニューヨーク時事】今月経営破綻した米中堅銀行ファースト・リパブリック銀行の従業員約１０００人に対し、救済買収した米銀行最大手ＪＰモルガン・チェースが雇用打ち切りの方針を伝えたことが分かった。欧米メディアが２５日、関係者の話として報じた。

関係者によると、ＪＰモルガンはファースト銀の従業員約７０００人のうち、８５％近くに対してフルタイムか期間限定の役職での雇用を提案した。一方、残りの約１０００人には雇う予定がないことを伝えた。短期の役職は３カ月～１年の期間になるという。

【時事通信社】 〔写真説明〕スマホとパソコンに映ったＪＰモルガン・チェースとファースト・リパブリック銀行のロゴマーク（ＥＰＡ時事）