ロシア事業売却の海外勢、360億ドルを引き揚げ＝ＲＩＡ

［２９日　ロイター］ - ロシア事業を２０２２年３月─２３年３月の期間に売却して撤退した海外勢は、同国から約３６０億ドルを引き揚げた。ロシア通信（ＲＩＡ）が中央銀行の分析結果として報じた。

ロシアが２２年２月にウクライナ侵攻を開始したことを受け、外資系の大手企業はロシア事業の撤退や縮小を相次ぎ決めた。

中銀は先週、外資系企業による約２００件の事業売却が２２年３月─２３年３月に終了し、このうち１億ドルを超える大型の資産売却は全体の２割にとどまったとして、撤退の影響は大きくないとの見解を示した。