カナダ政府とケベック州、ＧＭ・ポスコ電池材工場に3億加ドル支援

[オタワ ２９日 ロイター] - カナダ政府とケベック州はそれぞれ、米自動車大手ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）と韓国化学大手ポスコケミカルの電池材料工場に約１億５０００万カナダドル（１億１２００万ドル）を供与する。カナダ政府が２９日に発表した。

両社は昨年、電気自動車（ＥＶ）バッテリー向けの正極材を生産する工場をケベック州ベカンクールに建設する計画を発表。６億カナダドル以上の資金を投じ、２０２５年までの稼働を目標としている。約２００人の雇用を創出する見込み。

カナダのシャンパーニュ産業相は「ＧＭ・ポスコの新工場投資は、カナダの成長するＥＶサプライチェーン（供給網）における重要なハブとしてのケベックの位置付けをさらに強化するだろう」と述べた。