- 2023/05/30 掲載
豪カンタス航空、国際線利益率2倍に拡大へ 観光回復で業績改善
2024年度の国際線部門の利益率は8%以上に拡大すると予想。25年後半に長距離路線のプログラム「プロジェクト・サンライズ」が始動するに伴い、将来的に12%に達すると見ている。
プロジェクト・サンライズでは、エアバスのワイドボディー機「A350─1000型機をシドニー─ロンドン・ニューヨーク線から順次投入する計画。発注した全12機が運航初年度から年約4億豪ドル(2億6100万ドル)超の利益を生むと予想されている。
マイレージサービスなどを手掛けるロイヤルティー部門は、24年度の金利・税引前利益が目標の5─6億豪ドルに達し、30年度までに8億─10億豪ドルに増加する見通し。
24年度の設備投資額は2月に示した見通しの30億─32億豪ドルを再確認した。23年度の見通しは26億─27億豪ドルだった。
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