- 2023/06/02 掲載
米労働生産性、23年第1四半期は前期比2.1%低下 速報値から上方改定
第1・四半期と22年第4・四半期の労働コストは大幅に下方改定された。
第4・四半期の労働生産性は1.6%上昇で、前回発表と同じだった。
23年第1・四半期の労働生産性の前年同期比は0.8%下がり、5四半期連続で低下。速報値は0.9%低下だった。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響によって労働者構成が大きく変わったため、生産性の明確な測定が難しくなっている。
生産性の低下は利益率を圧迫しており、企業利益は3四半期連続で減少した。
第1・四半期の生産単位当たりの報酬を示す単位労働コストは前期比4.2%上昇。速報値は6.3%上昇だった。
単位労働コストの前年同期比は3.8%上がった。速報値は5.8%上昇だった。
22年第4・四半期は2.2%低下。前回発表は3.3%上昇だった。
23年第1・四半期の時間当たりの報酬は前期比2.1%増。速報値は3.4%増だった。
前年同期比は3.0%増えた。速報値は4.8%増だった。
22年第4・四半期は前期比0.7%減で、前回発表は4.9%増だった。
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