- 2023/06/02 掲載
金利を安定維持できる地点に「近い」=フィラデルフィア連銀総裁
ハーカー氏はウェビナー向けの準備原稿で「経済データを注視し、関連各所の声を聞き、経済状況を検証して、追加の引き締めが必要になるかどうかを判断している。金利水準を維持して効果が出るのを待ち、インフレ率を適切なタイミングで目標に戻すことができる地点に近づいていると信じている」と述べた。
また、利上げが特に住宅価格を鎮静化する効果をもたらしている有望な兆候をいくつか見ていると述べた。
その上で、今年の経済成長率は1%未満となり、現在3.4%の失業率が4.4%程度まで上昇すると予想。インフレ率は今年3.5%、来年2.5%に低下し、2025年までにFRBの目標である2%に達すると予測している。
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR