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  • 2023/06/02 掲載

米小売各社が業績見通し下方修正、個人消費の脆弱さ鮮明

ロイター

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[1日 ロイター] - 米百貨店大手メーシーズやディスカウント大手ダラー・ゼネラルが1日に発表した利益見通しが軟調だったことを受け、根強いインフレを背景とした個人消費の脆弱さが浮き彫りになった。

複数の小売業者は、食品など必需品の値上がりに消費者が反応する中、売上高が減少したとしている。米個人消費は高インフレに対し総じて底堅さを示しているものの、高額商品が打撃を受けている。

メーシーズは米消費者の支出控えが予想以上だとして通期の売上高と利益の見通しを下方修正。株価は一時5%超下落した。

S&P500小売りETF(上場投資信託)は2月上旬の高値から約25%下落。S&P総合500種は同期間にほぼ横ばいとなっている。

下着ブランド「ビクトリアズ・シークレット」などは過剰在庫解消のため一段の値引きに踏み切っている。同社株はこの日、一時14%超下落。マーティン・ウォーターズ最高経営責任者(CEO)は北米事業が厳しさを増していると述べた。前日の決算発表では通期売上高見通しを下方修正した。

高級百貨店ノードストロームは通期業績見通しを維持する一方、富裕層が慎重な姿勢を強めていると指摘した。

消費減速の影響は高級小売店にとどまらない。ダラー・ゼネラルは裁量的支出が弱まっているとして、同業のダラー・ツリーに続き通期利益見通しを下方修正。株価は約20%急落した。

CFRAリサーチの株式アナリストは「インフレ圧力が支出に打撃を与え続ける中、低所得層の消費の健全性が明らかに疑問視されている」と述べた。

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