- 2023/06/07 掲載
米債務上限協議に明確な勝者なし=ロイター/イプソス調査
調査は、議会が超党派の債務上限停止法案を可決した後の今月2日─5日に行われた。50%の回答者がどちらの党も勝者ではないとし、20%は双方が勝者と回答。20%が「民主党の方が良い結果を出した」と答え、11%が「共和党の方が良い結果を出した」と答えた。
調査では、民主党支持者の方が結果に満足する傾向が見られた。民主党支持者の約80%は、バイデン大統領の交渉手法を評価し、低く評価したのはわずか13%だった。
一方、共和党トップのマッカーシー下院議長の交渉手腕を評価した共和党支持者は44%。42%が不支持と答えた。
マッカーシー氏の評価の低さは、党内の深い溝を反映している。今回の交渉で政府支出の大幅削減を求めた共和党強硬派は、マッカーシー氏の立場が危うくなる可能性があると警告している。
調査は全米の成人1004人を対象に実施された。
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