- 2023/06/07 掲載
景気動向一致指数4月は0.2ポイント上昇、3カ月連続で改善
[東京 7日 ロイター] - 内閣府が7日公表した4月の景気動向指数(速報値、2015年=100)は、足元の景気を示す一致指数が前月比0.2ポイント上昇し99.4となり、3カ月連続で改善した。一致指数の基調判断は、「足踏みを示している」で据え置いた。昨年12月以来、同じ表現が続いている。先行指数は同0.7ポイント上昇し97.6と、2カ月ぶりに改善した。
一致指数を構成する景気指標のうち、半導体製造装置の減産などで鉱工業生産などが悪化したものの、輸出数量指数や耐久消費財出荷指数などの改善が指数の上昇に寄与した。輸出数量は米国や欧州連合(EU)向けが伸びた。耐久消費財出荷は乗用車が改善した。
先行指数は、消費者態度指数や中小企業売上見通し、最終需要財在庫率指数が押し上げた。
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