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  • 午後3時のドルは139円半ばで売買交錯、中国金利引き下げの影響注視

  • 2023/06/13 掲載

午後3時のドルは139円半ばで売買交錯、中国金利引き下げの影響注視

ロイター

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[東京 13日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準から小幅安の139円半ば。中国がリバースレポ金利を引き下げ、人民元が対米ドルで半年ぶり安値を更新する中、その影響を見極めようと売買が交錯したという。

中国人民銀行(中央銀行)は13日、期間7日のリバースレポ金利を10ベーシスポイント(bp)引き下げたと発表した。引き下げが幅広く予想されたものではなかったことに加え、銀行貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(LPR)なども近く引き下げられるとの思惑が広がり、人民元はオンショア、オフショアともに下落した。

元安はドルの押し上げ要因となるが、一方で「今回の金利引き下げは、中国の積極的な金融緩和への移行を裏付けた」(外銀)として、中国景気の回復期待やリスクオンムードの高まりなどを通じて、円やドルは売り圧力が今後、強まる可能性があるとの声も上がっていた。

実際、中国と経済的関係が深いとされる豪ドルは94円半ばへ続伸し、昨年11月以来7カ月ぶり高値を更新した。豪ドルは対米ドルでも0.67ドル後半と、1カ月ぶり高値を付けた。

この日のドル/円は、139円前半から半ばの狭いレンジ内で小動き。今晩発表される5月の米消費者物価指数(CPI)を控え、主要通貨は様子見ムードが優勢だった。

あおぞら銀行のチーフマーケットストラテジスト、諸我晃氏は、CPIが下振れた場合は「今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で公表されるドットチャートが引き上げられない可能性がでてくることから、ドルは下方向に向きやすく、137円台が意識される」と話していた。一方で予想を上回った場合は、ドルは現状の水準よりも約1円近く上昇する可能性があるという。

ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 139.46/48 1.0781/85 150.38/42

午前9時現在 139.45/47 1.0760/64 150.07/11

NY午後5時 139.60/61 1.0757/58 150.17/21

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