東京株、一時４００円高＝米株上昇を好感

１４日午前の東京株式市場は、前日の米国株の上昇を好感した買いが広がっている。日経平均株価は一時前日比４００円超上昇し、前日に付けたバブル崩壊後の取引時間中の最高値を更新した。

前日の米国株式市場では、５月の消費者物価指数でインフレが鈍化する兆候が見られたことが買い安心感につながった。これを受けて東京市場も朝から買いが優勢。為替相場が円安・ドル高方向に振れたことも、輸出関連業種を中心に株価の追い風になっている。

【時事通信社】 〔写真説明〕上昇した日経平均株価を示すモニター＝１４日午前、東京都中央区