- 2023/06/15 掲載
米テスラ株、14日ぶりに反落 連騰で時価総額4割超増加
今回の連騰で同社株は40%超上昇し、時価総額は約8140億ドルに膨らんだ。株価上昇局面で上積みしたのは約2400億ドルで、世界の自動車メーカーの時価総額ランキングでテスラに続く2位のトヨタ自動車の時価総額、あるいはそれ以上に相当する。
上昇のきっかけとなったのは、米フォード・モーターとゼネラル・モーターズ(GM)に北米のEV充電網を開放すると発表したこと。これにより、米EV市場の60%がテスラの充電規格を採用することになる。
テスラの株価は14日、0.74%安の256.79ドルで引けた。金融調査会社リフィニティブがまとめた市場のテスラ株目標株価中央値(200ドル)を28%上回っている。
ウェドブッシュ・セキュリティーズのアナリストは、フォードとGMとの充電網の提携で、テスラの総合的評価はようやく認識され始め、市場の見方が変わったと説明した。
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