- 2023/06/15 掲載
掃除ロボ、年内普及率1割に=ルンバ「次のステップ」―米アイロボット日本法人社長
掃除ロボット「ルンバ」を手掛ける米アイロボット社の挽野元日本法人社長はインタビューに応じ、年内に同社製ロボットの国内世帯普及率が10%に達するとの見通しを明らかにした。挽野氏は「10%を超えると次のステップが見えてくる」と述べ、一段の販売拡大に意欲を見せた。
ルンバは2002年に国内販売を開始。累計500万台以上を販売し、米国に次ぐ世界2番目の市場となっている。今年4月時点で、ルンバを中心とする同社の掃除ロボットの世帯普及率は9.7%。一般的に生活家電は普及率が10%台前半を超えると浸透が加速するという。
挽野氏はルンバの特長として、専用アプリを通じ世界中のユーザーからトラブルや改善点などの情報が得られる点を挙げ、人工知能(AI)も活用しながら「使い勝手をどんどん良くできる」と強調した。
その上で、ルンバの持つ間取りなどのデータをほかの家電と連動させることで、家全体の利便性向上に役立つと説明。家電メーカーなどとの連携も視野に、「いろんなパートナーシップを模索している」と語った。
【時事通信社】 〔写真説明〕米アイロボット社日本法人の挽野元社長=6日、東京都千代田区
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