- 2023/06/15 掲載
東京株、113円高=円安が支え
15日午前の東京株式市場は、為替の円安を好感した買いと利益確定の売りが交錯した。日経平均株価は前日比113円15銭高の3万3615円57銭と小幅高で午前の取引を終えた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが見送られ、前日の米国の主要株価指数が高安まちまちで終わったことから朝方は方向感に乏しかった。FOMC参加者の政策金利見通し(中央値)では、年末までに2回の利上げ想定が示された。東京市場では「年内2回は驚きだったが、連邦準備制度理事会のパウエル議長がデータ次第で判断する姿勢を示したことを受けて、警戒感が後退した」(資産運用会社)との声が聞かれた。
【時事通信社】 〔写真説明〕小幅上昇した日経平均株価(右)と反落したNYダウを示すモニター=15日午前、東京都中央区
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR