- 2023/06/23 掲載
クレディ・スイス元CEO3人らを集団提訴、AT1債巡り
原告は、元CEOのトマス・ゴットシュタイン、ティージャン・ティアム、ブレイディー・ドゥーガン氏をはじめとする幹部が短期的な高収益と高額な賞与を実現するため、過度にリスクの高い取引を行ったと主張。
「クレディ・スイスの取締役・上級幹部、そして彼らが植え付け、育てた腐った文化が、同行に対する信頼を損ない、崩壊につながった」と指摘。「(幹部らは)健全なリスク管理や法の順守よりも、利益、過剰なリスクテイク、自己売買を優先する文化を作り上げ、永続させた」としている。
スイス連邦行政裁判所は先月、同行のAT1債を無価値と判断したスイス金融市場監査局(FINMA)に対する訴えを230件受理したことを明らかにしている。
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