- 2023/06/23 掲載
豪州PwC、政府コンサルティング事業の売却検討=関係筋
[シドニー 23日 ロイター] - 事情に詳しい関係筋によると、コンサルティング大手プライスウォーターハウスクーパース(PwC)の豪州法人は、政府・教育・ヘルスケア事業をプライベートエクイティ会社アレグロ・ファンズに売却することを検討している。
売却交渉を最初に報じたオーストラリアン・フィナンシャル・レビュー(AFR)によると、売却に向けたタームシートが既に用意されている。売却には約100人のパートナーと1000人のスタッフが含まれる可能性があり、これはPwCの人員の10%に相当するという。
ロイターの取材に対して、PwCの広報担当者は市場の憶測にはコメントしないと述べた。アレグロ・ファンズはロイターのコメント要請に対して現時点で応答していない。
アレグロ・ファンズは運用資産が40億豪ドル(26億8000万米ドル)超。
PwC豪州法人は先月、元パートナーが政府の税制関連の機密情報を漏えいした問題で、パートナー9人に休職命令を出すとともに、理事会メンバーを刷新したと発表した。クリスティン・スタビンス最高経営責任者(CEO)代行は政府コンサルティング部門を分離する方針を示していた。
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