- 2023/06/23 掲載
英消費者信頼感、6月は昨年1月以来の高水準 予想上回る=GfK
ロイターがまとめたエコノミスト調査の予想値(マイナス26)を上回った。
GfKの顧客戦略担当ディレクター、ジョー・ステートン氏は、当初予想よりも長引く物価上昇に対して消費者は「驚くべき回復力」を見せていると指摘し、「消費者がこのまま景気の嵐を乗り切れば、再び成長軌道に乗るための強固な土台になる」と語った。
英経済は今のところ、景気後退(リセッション)を回避している。向こう1年の景気に対する消費者の見通しを示す指数は5月のマイナス30からマイナス25に改善した。家計に関する指数も7ポイント上昇してマイナス1となった。
ただ、一部のエコノミストの間では、イングランド銀行(中央銀行)の予想を上回る50ベーシスポイントの利上げが景気後退リスクを高めるとの指摘もある。
6月は消費者信頼感を示す3つの指標が上昇。前月は5つの指標全てが上昇していた。6月は高額品の購入意欲を示す指数が低下する一方で、貯蓄意欲を示す指数は上昇した。
調査は6月1─14日に2000人を対象に実施した。
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