- 2023/06/23 掲載
英総合PMI、6月速報値は52.8に低下 インフレ圧力なお強い
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は、春に一時的に成長した後、経済が勢いを失っていることを示唆しており、今後数カ月に一段の減速が見込まれると指摘。
「最も顕著なのは、春には成長の中核をなしていたサービスへの個人消費が、今や失速の兆しを見せていることだ」とし、金利上昇や高インフレ、先行きへの懸念を原因に挙げた。
6月はサービス部門の成長ペースが3カ月ぶりの低水準となり、製造業は過去6カ月で最も大幅に縮小した。
一方、雇用は昨年9月以降で最も力強い伸びを記録。賃金上昇率も加速し、サービスセクターのインフレ圧力を高めた。サービス業は6月も大幅な値上げを行ったが、5月に比べて値上げ幅はやや縮小した。製造業は約7年ぶりに値下げに転じた。
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