- 2023/06/26 掲載
中国株、投資家は今年下半期の持ち直しを期待
中国株は経済の再開後も予想より低迷しているが、政策当局による景気刺激策の約束や、投資家のポートフォリオにおける過小な持ち高、業績が改善される可能性といった要因が、投資家の関心を高めている。
マクロエコノミストのアイダン・ヤオ氏は「ロイター・グローバル・マーケッツ・フォーラム」で、中国株が歴史的には依然として割安であるため、再評価されても意外ではないと話した。
ゴールドマン・サックスのストラテジストは顧客向け資料に、市場を下支えする要因が整いつつあり、株式投資家がリスクを取る魅力的な戦術的市場が形成されつつあると記した。
SYZグループのCharles-Henry Monchau最高投資責任者(CIO)は、中国の当局者は今こそ行動すべき時だということを認識しており、金融・財政政策による景気支援の余地は大きいと指摘。「市場は新たな景気支援策を見極める意向だ」と述べた。
UBSのマーク・ハーフェレCIOは、当局は消費、住宅、インフラを対象とする支援措置を発表する公算が大きいとの見方を示した。
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