- 2023/06/26 掲載
革新機構の買収、受け入れ討議=半導体素材大手JSRが取締役会
半導体素材大手のJSRは26日、取締役会で官民ファンドの産業革新投資機構による買収の受け入れについて討議し、決議後に発表する見通しだ。買収額は1兆円規模とみられる。革新機構はJSRの経営権を取得した上で、半導体事業に経営資源を集中させたい考え。日本が強みを持つ素材分野の国際競争力向上を目指す。
革新機構は国内外の競争当局の審査を経て、早ければ年内にもTOB(株式公開買い付け)に踏み切る。TOBが成立すれば、東証プライム市場のJSR株は上場廃止となる。
【時事通信社】
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