- 2023/06/27 掲載
VWなどの排ガス不正問題、独最高裁が補償義務ありと判断
訴えは、自動車メーカーがディーゼル車に排ガス量を変えられる違法なソフトウエアを搭載した問題を巡るもので、数々の係争に発展。メーカーが実際の排出量を隠すためにこのソフトを不正に使ったかどうかが争点で、メーカー側はモーターを保護することが目的であり、違法ではないと主張している。
最高裁は、両社は自動車オーナーに購入価格の5─15%を補償する義務があるとの判決を下した。最高裁は以前、メーカーが故意に違法装置を装着した場合だけ補償義務が発生するとの立場だった。しかし欧州司法裁判所が、過失によって原告に損害を与えた場合でも補償義務があるとの判決を下したのを受け、判断を変えた格好だ。
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