- 2023/06/27 掲載
英アストン・マーティン、米ルーシッドと資本・技術提携
アストン・マーティンがルーシッドに現金と普通株式2840万株の新規割り当てで総額約2億3200万ドルを支払う見返りに、ルーシッドからパワートレインや電池システムなど「高性能技術」の提供を受ける取り決め。ルーシッドはアストン・マーティンの株式3.7%を保有することになる。
2025年に最初のEV投入を計画しているアストン・マーティンは、技術面でこれまでドイツのメルセデスを頼りにしていた。そのメルセデスとの合意内容も今回変更し、メルセデスは予定していたアストン・マーティンの持ち分引き上げはせず、現在の9%を維持するとともに、引き続きエンジンとEV関連技術を提供していくという。
アストン・マーティンは、2026年までに全ての新モデルにEVを組み入れ、30年までには主力車種の完全電動化を目指すとしている。
ルーシッドとアストン・マーティンはいずれも、サウジアラビア政府系ファンドのパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)から出資を受けている間柄でもある。
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