- 2023/06/27 掲載
漢字に「ルビ」普及へ財団=マネックス松本氏が社会貢献
インターネット金融大手マネックスグループ創業者の松本大会長が、漢字の振り仮名(ルビ)を普及させる社会貢献活動に乗り出した。子ども、外国人が出版物や街中の標識などを苦労なく読めるようにするのが目標。先月下旬、非営利の「ルビ財団」(東京)を設立した。今後、出版界や企業、自治体などに協力を呼び掛けるほか、サイトの漢字表記に自動で振り仮名を付ける仕組みも無償提供する。
振り仮名により、「言葉の敷居を下げ、才能を伸ばすことにつながる」と松本氏。サイトに振り仮名を付ける仕組みは、生成AI(人工知能)を使ってキー操作一つでルビを表示したり、消したりできる。
松本氏自身、子どもの頃から振り仮名がある本を読みあさり、視野を広げたという。「科学や芸術、人文社会などの本にもルビがあれば、興味を耕していける子どもが増える」と訴えている。
【時事通信社】 〔写真説明〕「ルビ財団」を設立した松本大マネックスグループ会長=19日、東京都港区 〔写真説明〕松本大マネックスグループ会長が設立した「ルビ財団」のホームページ(同財団提供)
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