- 2023/06/28 掲載
米ウォルグリーンが通期利益見通し引き下げ、コロナ需要落ち込みなどの影響長期化
物価高に伴う消費者の節約志向や、新型コロナウイルス関連商品売上高の予想外の落ち込みがもたらしている逆風は、来年まで続きそうだとも警告した。
米国では5月に新型コロナに関する「公衆衛生緊急事態宣言」が解除され、ワクチンや検査キットの販売が急激に減少した上に、家計が苦しくなった顧客らは値下げ品を求め、通常価格の医薬品は敬遠されているという。
ウォルグリーンのロサリンド・ブリュワー最高経営責任者(CEO)は「他の小売業者と同じように、われわれもマクロ経済の急速な弱まりと、消費者がより警戒的で価格重視の姿勢となっていることで影響を受けている」と説明した。
同社は英国で新たに300店、米国で150店を閉鎖する計画も明らかにした。
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