- 2023/06/28 掲載
インド経常収支、1─3月期は赤字縮小 貿易赤字の改善が寄与
1─3月期の経常収支赤字は13億ドルで、対国内総生産(GDP)比は0.2%。ロイターがまとめたアナリスト予想平均は33億ドル(GDP比0.4%)の黒字だった。第3・四半期は168億ドル(同2%)、前年同期は134億ドルの赤字だった。
1─3月の貿易赤字は526億ドルで、前期の713億ドルから縮小した。
1─3月の国際収支は56億ドルの黒字。前期は111億ドルの黒字、前年同期は160億ドルの赤字だった。
個人の送金は前年同期比20.8%増の286億ドル。
ネットベースの外国直接投資(FDI)は64億ドル。前期は20億ドル、前年同期は138億ドルだった。一方、ネットベースの対外ポートフォリオ投資は17億ドルの流出だった。
22/23年度の経常赤字の対GDP比は2%で、前年の1.2%から上昇。貿易赤字が前年の1895億ドルから2653億ドルに拡大したことが響いた。
バローダ銀行のエコノミスト、アディティ・グプタ氏は、経常赤字の対GDP比が24年度にはさらに改善し、マイナス1.5%を割り込むと予想した。
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