- 2023/06/28 掲載
テスラ、第2四半期中国販売は過去最高に シェア縮小=アナリスト
招銀国際証券のアナリスト、Shi Ji氏は、テスラの販売台数が15万5000台と、過去最高となった第1・四半期から13%増加する可能性があると予想した。
ただ、市場シェアは第1・四半期の16%から13.7%への縮小を見込んでいる。BYDや広州汽車集団傘下のEVメーカー、広汽埃安新能源汽車(AION)がシェアを伸ばすという。
ドイツ銀行はテスラの中国販売台数が15万3000台になると予想。世界全体では44万8000台を見込む。
上海のコンサルタント会社オートモーティブ・フォーサイトのマネジングディレクター、エール・チャン氏は「テスラがさらなる成長を追求するには下級都市に販売を拡大する必要があるが、数百もの都市に販売網を広げるには直販モデルはコストがかかりすぎる」と指摘。
「一方、BYDはこれらの市場でディーラーを持ち、大きな優位性がある」と述べた。
テスラは今週末に世界販売台数を発表する。中国での販売台数は7月第1週目に業界団体のデータで明らかになる。
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