- 2023/06/28 掲載
中国当局、デベロッパー4社の増資新たに承認 流動性改善へ
中国の証券監督当局は、2021年の債務危機を受けて不動産セクターの増資規制を解除する一環で、先週16日に招商局集団傘下の招商局蛇口工業区の増資を承認。新たに承認された保利発展、上海大名城企業、福星科技、中交地産の4社と合わせ、総額284億元相当の新株発行申請を今月承認したことになる。
政策当局は昨年11月、流動性を高めて不動産セクターを安定させるための大規模な措置を導入したが、市場の信頼は依然弱く、債務不履行が続いている。
ある専門家は、こうしたデベロッパーの新株発行が成功すればキャッシュフローが改善され、市場の投資期待が回復するとし、今後さらなる刺激策が講じられるとの見通しを示した。
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