７＆ｉ、3─5月期は2割の営業減益　海外コンビニでガソリン高の反動

［東京　１３日　ロイター］ - セブン＆アイ・ホールディングスが１３日発表した２０２３年３─５月期連結決算は増収減益となった。売上高に相当する営業収益は２兆６５０６億円で過去最高を達成したが、海外コンビニで前年に高収益率だったガソリン販売の反動の影響が出たことなどから、約２割の営業減益となった。

３―５月期の営業利益は前年比１９．９％減の８１９億円、純利益は同３５．１％減の４２１億円となった。

海外コンビニ事業の営業利益は前年比でほぼ半減。国内のコンビニやスーパーストア事業ではエネルギーコスト上昇により水道光熱費の増加が続いた。スーパーストア事業の営業利益は前年比５．８％減となった。

２０２４年２月期通期の連結業績予想は変更しなかった。