英住宅ローン債務不履行増、第2四半期は09年以来の大きさ＝中銀

[ロンドン １３日 ロイター] - イングランド銀行（英中央銀行）が１３日公表した調査結果によると、２００９年以来の規模となる住宅ローン債務不履行の増加を国内金融機関がここ数カ月で報告した。

四半期ごとに発表する「信用状況調査」で示された住宅ローン債務不履行に関する指標は、第１・四半期の１４．０から第２・四半期に３０．９に上昇。同指標が６０を超えた０９年半ば以来の高水準となった。

「金融機関は家計向け有担保ローンの損失と債務不履行率が第２・四半期に拡大し、第３・四半期も拡大するとの見通しを報告した」という。

また、金融機関は第３・四半期に住宅ローン需要が急減するとも予想している。

多くのエコノミストは利上げを受けて英住宅市場を巡る活動の冷え込みを予想している。