- 2023/07/13 掲載
中国鉄鉱石輸入、6月は前年比7.4%増 鉄鋼価格上昇で生産維持
5月は9618万トンだった。
アナリストによると、国内鉄鋼メーカーは先月、季節的に下流の鉄鋼需要が減速しているにもかかわらず、より多くの鉄鋼製品を生産し、キャッシュフローを生み出すために比較的高い稼働率を維持した。
コンサルティング会社、我的鋼鉄(マイスチール)のデータによると、調査対象となった247の製鋼所では、中国の1日の溶銑製造量(高炉での鉄鉱石需要を測るためによく使用される)は6月下旬に平均247万トンとなり、2020年10月以降で最高となった。
コンサルティング会社、蘭格鋼鉄の王国清主任によると、鉄鋼価格の回復がマージンの改善につながり、製鋼所が生産を維持する動機になった。
上海先物取引所の中心限月10月物の鉄筋先物は6月30日に1トン当たり3746元(522.42ドル)と前月比約9%上昇した。
上半期の鉄鉱石輸入量は5億7614万トンで、前年同期比7.7%増となった。
6月の鉄鋼製品輸出は前年同月比0.7%減の751万トンとなった。これまでは5カ月連続で増加していた。
上半期の鉄鋼製品輸出は4358万トンで、前年同期比31.3%増だった。
6月の鉄鋼製品輸入は61万2000トン。2022年6月は79万トンだった。上半期は374万トンで、前年同期比35.2%減少した。
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