- 2023/07/18 掲載
蒸気噴出、来月中旬にも停止=三井石油開発、地元と初連絡会―北海道蘭越町
北海道蘭越町の地熱資源調査エリアで蒸気が噴出している問題で、事業者の三井石油開発(東京)は18日、道や町などと初めての連絡会議を開いた。同社は8月中旬をめどに噴出の停止を目指す考えを示した。敷地内の水から高濃度のヒ素が検出されており、参加団体に濃度の引き下げに向けた技術的な協力を仰いだ。
連絡会議は非公開で行われた。三井石油開発によると、15団体約60人が出席。参加者からは噴出による影響を懸念する声が上がったという。会議後、記者団の取材に応じた原田英典社長は「噴出抑制に向けて最大の努力をしていく」と述べた。
【時事通信社】 〔写真説明〕三井石油開発の地熱発電調査エリアから噴出する蒸気=8日、北海道蘭越町
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR