- 2023/07/19 掲載
BofA、第2四半期予想上回る ローン収入増 投資銀業務など好調
投資銀行業務の手数料収入は7%増の12億ドル。利払いとリース収入の増加のほか、レバレッジド・ファイナンスのポジションで時価評価損を計上しなかったことも押し上げ要因となった。
ブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は声明で「米経済は引き続き健全だ。労働市場は強靭で、経済は緩やかなペースではあるものの、成長している」とした。
第2・四半期の1株当たり利益は0.88ドル。リフィニティブがまとめたアナリスト予想平均の0.84ドルを上回った。
普通株主帰属の純利益は71億ドル(希薄化後1株当たり0.88ドル)。前年同期は59億3000万ドル(同0.73ドル)だった。
BofAのほかJPモルガン・チェースやウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)などの米大手金融機関は、米連邦準備理事会(FRB)の利上げを背景に顧客向けの金利を引き上げ、収益を拡大させている。
BofAの第2・四半期の純金利収入(NII)は142億ドルと、14%増加した。
セールス・トレーディング部門の収入は3%増の43億ドルと、予想を上回った。
債券・為替・コモディティ(FICC)部門の収入は7%増の27億ドル。
消費者銀行部門の収入は15%増の105億ドル。
貸倒引当金繰入額は11億ドルと、6億0200万ドル増加した。
平均預金残高は1兆9000億ドルと、前四半期末から1%減少した。
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