- 2023/07/20 掲載
ユナイテッド航空、第2四半期利益は予想超え 海外旅行需要が追い風
これに伴い同社は、通期の調整後1株利益見通しについてレンジの下限を10ドルから11ドルに引き上げた。上限は12ドルのまま。アナリスト予想は9.77ドル。
消費者の支出がモノからサービスに移行しているため、物価高騰による生活費増大にもかかわらず、米国では航空券の売れ行きが急速に伸びている。特に新型コロナウイルス関連の行動規制解除後は、国際線の予約が好調だ。
ユナイテッドの場合、パンデミック前で既に38%だった旅客収入に占める国際線の比率は第2・四半期に約41%まで切り上がっており、その重要性が一層高まった。
そうした中で今週、同社は秋からマニラ、香港、台北、東京に新たな便を就航させ、太平洋路線の拡充する方針を打ち出した。
第3・四半期に関しては、収入が前年比10―13%増、旅客輸送能力が16%増、調整後1株利益は3.85―4.35ドル(アナリスト予想は3.70ドル)と見込んでいる。
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