中国人民銀行、データセキュリティー管理の規則案公表

［北京　２４日　ロイター］ - 中国人民銀行（中央銀行）は２４日、人民銀行の業務に適用するデータセキュリティー管理規則案を公表した。来月２４日まで意見を公募する。

中国当局は地政学的な緊張や個人情報に対する懸念が強まる中、データの利用とセキュリティーの規制を強化している。

規則案によると、人民銀行はデータセキュリティーに関する説明責任のシステムや違反時の懲罰措置を確立し、全てのデータ処理業務を管理する。

国内で収集した人民銀行のデータは、法律で義務付けられている場合、国内で保存する。データを輸出する場合は、データの分割やサイズ縮小を通じて当局のセキュリティー検査を回避することを禁じる。