ＩＭＦ、23年英成長率予想を0.4％に据え置き　24年は1.0％

[ロンドン ２５日 ロイター] - 国際通貨基金（ＩＭＦ）は英国の２０２３年と２４年の経済成長予測を据え置いた。エネルギー価格の下落や欧州連合（ＥＵ）との関係改善、金融市場の安定化に伴い、英国の経済成長見通しは年初から改善していると指摘した。

英成長率は２３年が０．４％、２４年は１．０％と予想、５月時の予想を据え置いた。

４月時点の２３年予想はマイナス０．３％だった。

ＩＭＦは「エネルギー価格の下落やＥＵ離脱後の不確実性の低下、３月の世界的な銀行ストレスの解消に伴う金融セクターの回復」により、家計消費と企業投資が好調に推移していると説明した。