- 2023/07/31 掲載
自動車保険で架空契約の疑い=ビッグモーター、廃車予定車両で
自動車保険金の水増し請求が発覚した中古車販売大手ビッグモーター(東京)が、実態を伴わない架空の自動車保険契約を結んでいた疑いがあることが30日、分かった。関係者によると、福井県内の店舗で廃車予定車両などで契約を結んでいたケースが見つかった。契約件数を底上げするためとみられるが、保険業法に違反する可能性がある。
金融庁は28日、関東財務局に同社幹部を呼び、不適切な保険募集の有無や法令順守体制などを聴取した。保険代理店としての業務に問題がなかったか調べており、近く報告を命令する見通しだ。
ビッグモーターは保険代理店として、損害保険会社の自動車保険を販売。中古車の購入者に任意保険加入を勧めている。契約が獲得できると、ビッグモーターは販売手数料を得られる。
【時事通信社】
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