シティ、Ｓ＆Ｐ５００年末目標4600に引き上げ　軟着陸確率高まる

[３１日 ロイター] - 金融大手シティグループは、米Ｓ＆Ｐ総合５００種の２０２３年末時点の目標水準を１５％引き上げ、４６００とした。米経済のソフトランンディングの可能性が高まっているほか、企業業績が上向くと想定した。

これは先週末の終値である４５８２．２３から０．４％高の水準となる。

２４年末時点の水準については、従来予想の４４００から５０００に引き上げ、現時点の水準から約９％上昇するという見通しを示した。

米国が景気後退入りする可能性のある時期見通しは２３年第４・四半期から２４年前半に後ずれさせた。

また、Ｓ＆Ｐ５００構成企業の２３年の１株当たり利益見通しを従来の２１５ドルから２２０ドルに引き上げた。