- 2023/08/08 掲載
FRB、窓口貸出の利用奨励すべき=元スタッフ
同氏はブログで、FRBなどの銀行規制当局は、窓口貸出の利用に伴う銀行のイメージ悪化を緩和する措置を講じる機会があったにもかかわらず「(地銀)破綻から5カ月近く経った今も実質的に何も対策を施していない」とし「FRBが悪評を減らし、銀行が必要な時に進んで借り入れをできる体制を整えることが重要だ」と主張した。
ネルソン氏はロビー団体「銀行政策研究所」のチーフエコノミストで、過去にFRBで窓口貸出政策を担当していた。
同氏は今年3月の地銀破綻後も、イメージ悪化のリスクが窓口貸出の利用を妨げる要因になっていると指摘。銀行検査官が窓口貸出の利用を否定的に見ることはないと規制当局が明言すべきだと主張している。
ロイターの最近の分析によると、多くの小規模銀行や一部の大手行は窓口貸出の利用に関するテストを頻繁には行っておらず、必要な場合に利用する意思があるのか疑問視する声が出ている。
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