- 2023/08/08 掲載
英7月小売売上高、前年比1.5%増 11カ月ぶり低い伸び=業界団体
伸び率は過去12カ月の平均(3.9%)の半分以下で、2月に記録した今年のピーク(5.2%)から大きく縮小した。
データはインフレ調整がされていない。数量ベースでの小売売上高は減少した。
例年夏に売り上げが伸びる衣料品と履物が減少したことなどで、5─7月の食品を除く小売売上高は0.5%減少した。食品・飲料は大雨の影響もあり伸びが鈍化した。
KPMGの英小売部門責任者ポール・マーティン氏は、消費者はこれまでのところ生活費の上昇におおむね対処してきたが「根強いインフレと金利の急上昇を受けて、消費を続ける能力と意欲が試されるだろう」と述べた。
既存店売上高は前年比1.8%増と、昨年10月以来の低い伸びで、12カ月の平均(3.6%)の半分だった。
バークレイズが発表した別のデータによると、デビットカードとクレジットカードによる7月の支出は前年比4%増と、前月の5.4%増から鈍化した。食料品支出は5.2%増、6月は9.8%増だった。
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