- 2023/08/09 掲載
ブラジル中銀、今後0.5%超える利下げ可能性低いと示唆=議事要旨
議事要旨に「委員会はインフレ率を目標に近づけるための強い取り組みを維持し、サイクルの延長はブラジル中銀の使命を反映したものであるとの考えを強める」と記した。
先週のCOPOMで政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き下げて13.25%することを決定した。今回のサイクルで将来的に50bp引き下げる見通しについて委員の意見が一致していることを明らかにしていた。
議事要旨によると、より大幅な利下げをするには「ディスインフレ(インフレ鈍化)の動きの見通しに対する確信をさらに高めるような、かなりポジティブなサプライズが必要となる」と強調した。
今後の見通しについては、今回決定した利下げペースはインフレ期待を再びつなぎ留め、ディスインフレの動きと整合するとの見方に基づいているととした。
また、今回のペースは特に「参考シナリオの予測でインフレの動きがより穏やかである」ことを考慮すると、現実の金融引き締めの程度を微調整するのに適していると見なされると説明した。
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR