- 2023/08/09 掲載
米イーライリリー、第2四半期は実質利益と売上高が予想超え
売上高は83億1000万ドルで、アナリスト予想の75億8000万ドルを超えた。好決算などを受け、同社株は一時18%上昇して過去最高値を更新した。
同社株は年初から決算発表前までに24%上昇していた。この日の上昇の大半は、糖尿病治療薬「マンジャロ」の肥満症治療薬としての可能性と、アルツハイマー病治療薬「ドナネマブ」に寄せる投資家の期待によるものだ。
第2・四半期のマンジャロの売上高は前期比72.3%増の9億7970万ドルとなり、アナリスト予想の7億4300万ドルを大幅に上回った。
同社は、マンジャロの肥満症治療薬としての使用の是非を巡る米規制当局の判断が年内に下されるとみている。同薬は既に、肥満症の治療に際して医師により適応外使用として処方されている。
今年通期の調整後1株利益の見通しについて同社は予想レンジを1.05ドル引き上げて9.70─9.90ドルとし、売上高の見通しは22億ドル引き上げて334億─339億ドルとした。
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