- 2023/08/09 掲載
自動車7社そろって増益=半導体不足緩和で復調―4~6月期
自動車大手7社の2023年4~6月期連結決算が9日、出そろった。半導体不足の影響が緩和したことで生産・販売台数が多くの企業で増加。全社が純利益で増益を確保し、コロナ禍からの復調が鮮明となった。円安も利益を押し上げた。トヨタ自動車と三菱自動車の純利益は、4~6月期として最高を更新した。
本業のもうけを示す営業利益も、全社で増加した。このうち、トヨタは四半期で1兆円を超える営業利益を国内企業で初めて計上。ホンダは前年同期比77.5%増の3944億円、日産は98.1%増の1285億円。前年同期に中国・上海の都市封鎖の影響で赤字となっていたマツダの営業損益も、黒字に転換した。
【時事通信社】
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