- 2023/08/25 掲載
中国、ボンドコネクト通じた対外投資縮小を国内銀に指導=関係筋
香港への人民元流出を抑制し、オフショア市場で元の供給を減らす狙いとみられるという。
本土の機関投資家はボンドコネクトの「南向き」を通じて香港で取引される債券に投資できる。
関係筋の1人は「本土外市場への元のフローを制限することでオフショア人民元の流動性が引き締まり、資金調達コストが上昇する可能性がある」とし、人民銀の措置は海外の元弱気派を標的にしているとの見方を示した。
人民銀は窓口指導の内容についてコメントを控えた。
景気低迷や資本流出で人民元が打撃を受ける中、中国は通貨防衛策を複数打ち出しており、ここ1週間はオフショアで人民元の売り持ちコストを上昇させることを狙った措置を取っている。
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