- 2023/08/26 掲載
クリーブランド連銀総裁「まだやるべきことある」、追加利上げの可能性示唆
[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は25日、米連邦準備理事会(FRB)がインフレを目標の2%に回帰させるために「おそらくまだやるべきことがある」とし、追加利上げに踏み切る公算が大きいという認識を示した。
メスター総裁はCNBCとのインタビューで、今後どの程度金利を引き上げる必要があるかどうかについては踏み込まず、金融政策をどの程度制約的とする必要があるか、どの程度の期間その水準に維持すべきかが、FRBにとって重要な問題と述べた。
「われわれは長い道のりを歩んできたが、インフレ率はなお過度に高水準にあるため、満足することを望まない。(インフレ率が)適時かつ持続可能な方法で低下していると確信するために、より多くの証拠を確認する必要がある」と指摘。FRBは今、バランスを取ることに直面しており、丹念な仕事を行うことが非常に重要で、過不足のない引き締めが求められるとの見解を示した。
さらに来年の利下げは現時点で想定されていないとした。
メスター氏は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持たない。
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