- 2023/08/28 掲載
英BP、原油・ガス生産とエネルギー移行両方への投資呼びかけ
ルーニー氏は、ロシアのウクライナ侵攻後、世界のガス供給量の3%が影響を受けたことを背景に、世界のガス価格は昨年7倍に急騰し、各国はエネルギー支出の拡大と石炭への移行を余儀なくされたと指摘した。
同氏は「われわれは両方とも実行する必要がある。今日のエネルギーシステムに責任を持って投資すると同時に、エネルギー移行の加速にも投資すべきだ」と強調。その上で、2015年のパリ協定以降、世界的な取り組みにもかかわらず、温室効果ガスの排出水準は上昇していることから、エネルギー移行はペースを維持するために秩序を保って進めなければならないと述べた。
さらにルーニー氏は、BPは2020年代半ばまでに資金の40%、20年代末までに同50%をエネルギー移行事業に投じると表明した。
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