- 2023/08/28 掲載
東電社長、地元自治体に報告=処理水放出で―福島
東京電力が福島第1原発で保管している処理水の海洋放出を開始したことを受け、東京電力ホールディングスの小早川智明社長は28日、福島県田村市役所を訪ね、白石高司市長と面会した。白石市長は「放出は長期間にわたる計画の一里塚だ。廃炉という共通の目標に向かい、力を合わせていきたい」と述べた。
小早川氏は、24日に開始した放出の状況などを説明するとともに「安全性は確保できている」と強調し、「懸念や不安に向き合い、風評を生じさせないという強い覚悟をもって取り組んでいく」と表明した。
また小早川氏は、24日ごろから急増している福島県内の公共施設や飲食店などへの不審な国際電話について、「必要な場合は当社でも対応する」と言及した。
【時事通信社】
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