- 2023/08/28 掲載
中国BYD、米ジャビルから中国モビリティー事業買収で合意 22億ドル
[28日 ロイター] - 中国電気自動車(EV)最大手の比亜迪(BYD)は28日、傘下部門が米拠点のジャビルから中国モビリティー事業を158億元(22億ドル)で買収することで合意したと発表した。
BYD傘下のBYDエレクトロニック(BE)は、シンガポールに拠点を置くジャビル傘下のジャビル・サーキットから成都と無錫の製品製造部門を買収することで合意した。ジャビル・サーキットはプリント基板を製造している。
買収によりBYDエレクトロニックの顧客基盤や製品ポートフォリオは拡大し、スマートフォン部品事業も拡充される。
BYDはEVメーカーとして知られているが、電子部品の販売でスタートし、2007年にBEを香港証券取引所に上場させた。
BEの主要事業である家電製品向けの電子部品販売は22年の売上高全体の70%超を占めていた。
ジャビル・サーキットのウェブサイトによると、同社はヘルスケアや通信、コンピューティング、ストレージ分野の企業と協力し、サプライチェーン(供給網)向上を目指している
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