- 2023/08/28 掲載
シェブロン豪LNG施設の労組、スト呼びかけ可能に
[シドニー 28日 ロイター] - オーストラリアにある米シェブロンの液化天然ガス(LNG)施設からの供給が混乱する可能性がある。労働者が組合に対し、必要な場合、ストを呼びかけることを投票で認めた。
30分─12時間のストに突入する可能性がある。ストを実施する場合は7営業日前に経営側に通知する必要がある。
シェブロンは、投票結果を承知しており労組との交渉を継続していると表明した。
供給が混乱する可能性があるのは、同社の西オーストラリア州のLNG施設「ゴーゴン」と「ウィートストーン」。豪石油・ガス大手ウッドサイド・エナジーが同州で展開するLNG事業と合わせて、世界のLNG供給量の約10分の1を占める。
ウッドサイド・エナジーは労使交渉で基本合意がまとまったと発表している。
オーストラリアは世界最大のLNG輸出国。
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